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少林寺拳法群馬薮塚
 少林寺拳法は、有効な護身術の一つであることはいうまでもありません。
しかし、その本質と修行の目的は、単に肉体を鍛えて「強く」なるというところにあるのではありません。それは、肉体と精神の両面での修行によって、本当に自分が頼りとすることのできる自己を確立し、さらに自身と勇気と行動力を身につけ、慈悲心と正義感を養う「宗門の行」であるのです。
 「己れこそ、己れの寄るべ、己れを措きて誰に寄るべぞ、良く整えし己れこそ、まこと得がたき寄るべなり」
(自分自身こそ自分の寄りどころである。自分以外に一体誰に頼れるものがあろうか。良く調整され訓練された自分自身こそが、本当に得がたいよりどころなのである)

人間には体格の大小・力量の強弱があります。この差のある者同士が同一条件のもとで戦うなら、大きな者・強いものが勝つに決まっています。それなら「技」や「術」も不要です。そこで、力の弱い者・小さな体の者が、大きな体格の者を制するには、それなりの各種の原理や有効な力の用法が必要となってきます。
 人類の無手格闘技技術としての肉体的動作を分析すると、「円形動作」「直線動作」「曲線動作」の三種が基本となっています。
すべての格技は、この三つの運動を応用してつくった「倒す」「投げる」「捻る」「圧す」「絞める「曲げる」という柔法系の方法と、「突く」「打つ」「蹴る」「切る」という剛法系の技に要約され、この十種類の技術に尽きます。